[2004.11.19]
  few words


 ▼少女たちの「やせ志向」をWebが助長?(ITmedia News)
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/18/news050.html


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quote:自らの摂食障害について共感し合い,やせ細った有名人を賛美する10代の少女たちのアングラなサブカルチャーがネットで表面化しており,専門家は適切な治療を妨げると危惧している。少女らはウェブ日誌で断食に近いダイエットの体験を共有し,コツを教え合っている。大人気の18歳の双子であるメアリー・ケイト・オルセンとアシュレーは,摂食障害で入院してから少女たちのウェブコミュニティの象徴的存在となっており,少女たちはオルセン姉妹の写真やカレンダーを飾り,画像に羨望の気持ちを持っている。

 「わたしがリアルで言葉を話さなくなったのは,ワイヤードで十分な言葉を話しているからというのは間違いないかもしれない。「もともとそんなに口を開くことはなかったけど,ブログでいろんなことを書いて載せて,それにコメントも付き,メールのやり取りをする人も増えていって,「コミュニケーションはそれで十分になった。おとなや友だちのなかには,それが間違いだと云う人もいる。でも,わたしはその人たちとは違う世界に暮らしているともうわかっているし,「違う世界では,言葉も違うし,価値も違うし,病気も違うし,生き方も違う。

 「病名のついていない症状は,リアルでは病気ではない。「リアルの医者はわたしを病名のついている症状から元に戻そうとするけど,その元に戻ったものがどんな病気かは教えてくれないし,そもそもそれが病気だと気付くこともない。「言葉は常に正確ではない。思いもまた正確ではない。「だからワイヤードの方が,あなたのことをもっと知ることができる。そしてわたし自身を知ることができる。「ワイヤードではわたしの目から涙は流れないけど,あなたはわたしの涙をぬぐい取ってくれる。「わたしは流す涙を持てるから,ずっとここで生きていける。「そして言葉の終わりもきちんとあなたに伝えられる。「

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